ポイントの選び方

後期には、水流の強い場所を嫌うようになるので、トロ場や淵などがポイントになります。また、玉石のザラ瀬や小石のチャラ瀬などでは成長の遅れている鮎が居るので、水温が上がる時間帯には狙い目となります。この時期は雌鮎をオトリに使うか否かで釣果を左右します。

流れの変化とポイント各部の名称

瀬は、浅く流れが速いので川底の砂や泥や小石は洗い流されてしまうために、流されなかった岩や石だけが残ります。流れのある場所は良質のアカが生えるので鮎が縄張りを作りやすい場所です。淵は、水深が深くて、川底には石が少なく泥や砂が堆積しているところが多くなります。

川の流れとポイントについて

ポイントを決めるためには、川を読むことが必要となります。即ち、釣れる場所を読み取ることが出来るかと言うことになります。川の流れを見て、何処に野鮎が居付いているか?何処を釣るべきか?を判断出来なければなりません。

ハミアトの見方

本ハミとは、縄張り鮎が食んだハミアトで、水当たりの良い大きな石の上流側や周りの小石まで丹念に食んでいます。鮎が何度も同じ石を食むので、石の表面が黒く光ったようになります。特に、石の前方から肩にかけて長くて幅広いハミアトが見られます。

アカの見方

鮎は、体長が10センチ前後になる頃から食性が変わり、川底の石に付いた珪藻や緑藻や藍藻などの藻類であるアカ(コケ)を主食にするようになります。アカの進行状態によって、新アカ、本アカ、古アカ、腐れアカに区別されます。

友釣りを始める前の準備

友釣りで釣果を上げられるかは、オトリが元気に泳いでくれるかどうかで決まります。オトリ店で、どんなに元気の良いオトリ鮎を確保出来たとしても、その後の取り扱いが悪いとオトリは弱ってしまいかねません。

元気なオトリの選び方

オトリ用の鮎は、養殖池で三日間ほどエサを与えずに、エサ切りをしてオトリ店に運ばれますが、オトリ店の水槽で3~4日ほど飼われたものが最良です。あまり太っておらずに細身で、体色が黒々としてヌメリがあるものが良いです。

どぶ釣りの竿の構え方及び操作の仕方(補足)

どぶ竿の操作は、上流から静かにオモリを沈めて、下流へ向かって扇型に上下の操作を繰り返します。この際、ミチイトは張ったままオモリを沈めることです。

追い気の弱い野鮎を如何にして釣るか?

追い気の弱い野鮎の場合は、ただ単に野鮎の縄張りの中に入れるだけでは、なかなか掛かりません。追い気の弱い野鮎の中には、オトリが自分の縄張りの中にはいって来ても、オトリが通り過ぎるのを待って、通り過ぎた後に、また自分の縄張りに戻って来るものもいます。

釣果を伸ばすための攻め方の工夫とは

鮎を一度掛けた場所には10分もすると、新しい野鮎がはいって来ます。さらに、その新しくはいって来た野鮎がその場所を自分の縄張りとするには、30分ほど掛かります。ですから、一度釣れた同じポイントには少なくとも30分以上の時間を空けて、オトリを入れることです。