鮎のチンチン釣り

   

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鮎のチンチン釣りは、江戸時代に考案
されたドブ釣りとは異なり、新しい釣法
で、戦後に広まった釣りです。

この釣りの釣期は、解禁から秋まで
ですが、どちらかと言えば、解禁当初
から梅雨の間がよく釣れます。

チンチン釣りについて

鮎のチンチン釣りは、ヤマベやハヤを
釣る時のような釣り方で良いです。

エサの代わりに鮎毛針を付けます。

この釣りは、朝や夕方が絶好の時間です
が、日中でも結構釣れるものです。

ただし、晴天よりも曇天、更に曇天より
も小雨の日が条件は良いです。

また、少々の川の濁りや好天の日でも、
ドブ釣りや流し釣りほど影響を受けま
せん。

竿

竿は、小さな川では2.7~3.6メートル
の短い竿で良いです。

大きい川では、4.5メートルの竿が必要
ですが、ヤマベやハヤ用の竿で十分
です。

仕掛け

仕掛け作りには、二通りの方法があり
ます。

(1)ミチイトとサキイトの一本通しで
   サキイトの先端にガン玉オモリを
   付ける方法

この仕掛は、糸の先にガン玉オモリを
付けるために、下針は無く、枝針を3本
付けます。

ミチイトとサキイトは、初期には0.4号、
中期以降は0.6号を使います。

なお、ミチイトとサキイトを区別しない
で、ミチイト(0.6号)を通しでも良い
です。

まず、サキイトの先に結びコブを作って
、その直ぐ上にガン玉オモリ(3~6号)
を付けます。

次に、オモリの上10センチのところに
長さ3センチの枝針を上向きに結び、
それから6センチ上に上向きに3センチの
枝針を付け、更にその上6センチの所に
上向きに3センチの枝針を付けます。

枝針は、下向に付けるとサキイトに
絡むので、必ず上向きに付けます。

要するに、仕掛けの先端(一番下)に
ガン玉オモリを付け、それから上に枝針
を3本付けるわけです。

仕掛けの全長は、竿と同じ長さ、又は
竿より30センチほど長くします。

(2)サキイトの先に丸カン小を付け、
   その下に下針を付ける方法

ミチイトは、初期0.4~0.6号、中期以降
は0.6~1.0号で、竿の長さより20~50
センチ短くします。

サキイトは、0.6号を50センチです。

まず、サキイトの先端(一番下)に
丸カン小を付け、その直ぐ上にガン玉
オモリ(3~6号)を付けます。

次に、ガン玉オモリの上15センチの
ところに長さ5センチの枝針(上針)を
上向きに付けます。

上向きに付けるのは、サキイトに
枝針が絡まないようにするためです。

下針は、長さ10センチと20センチの
毛針を、毛針のハリスにチチワを
作って丸カン小に取り付けます。

毛針

毛針は、一つの仕掛けの同じ種類のもの
だけを付けるよりも、色彩の違ったもの
を付けるほうが効果があります。

私の経験では、次のような毛針が
釣れやすいです。

勝太郎、五郎、赤お染、夕映、黒海老、
スルスミ、新サキガケ赤底、国華10号、
青ライオン、椿姫、八ツ橋赤底、国華
4号、

ウキ

玉ウキは、4~5号を使用します。

普段は、セル玉ウキで良いですが、
風がある日は仕掛けを投入ずる時に
飛びませんので、木製蛍光塗料を塗った
ものが良いです。

チンチン釣りの釣り方

チンチン釣りは、鮎が毛針を追う時の
ウキの動きによって確認するウキ釣り
です。

釣り方

仕掛けを竿に取り付けたら、ウキ下を
調節します。

上記の(1)の場合は、仕掛けの先端
(一番下)にオモリが付いているので、
水中ではウキより下部はピンと張った
ままの状態で流れることになります。

竿先から水面に出たミチイトは少し
緩め加減で流します。

(2)の場合は、2本の下針のうち
長い方の下針が底石より10センチ
ほど上を流れるように調節します。

例えば、水深が60センチで、流れが
緩やかな場所では、ウキ下を50センチ
ほどでも良いですが、流れが速い所
では毛針が流されるのでウキ下は
55センチほどにします。

投入はポイントよりも上手1~2メートル
の所に投入し、そこから下流に流します。

流し終えたら、から合わせをして、少し
ポイントを変えて再び上流へ振り込んで
流し返す動作を繰り返します。

竿先は、常にウキより上手に位置させ
ながら流します。

ポイント

チンチン釣りでは、水深50センチ以上
のトロ瀬や緩い流れの瀬がポイント

なります。

ただ、流速があっても浮石の瀬などは
石の裏側では流れの巻き返しが出来る
ので、そのような場所も絶好のポイント

になります。

瀬を釣る場合は、流心部ではなく、瀬脇
からヘチにかけての流れの緩い部分を
狙います。

アタリ

アタリは小さくチョンとウキを動かし
たり、スーッとウキの流れが早く
なったりする程度で、ウキを消し込む
アタリは稀にしかありません。

勿論、ウキを引き込んでしまう場合も
ありますが、食いの悪い時はウキが
少しピクっと動くだけです。

ですから、アタリを確認してから
合わせても針掛かりしない場合が多い
です。

そこで、ウキに少しでも変化があった
時には、カラ合わせをすることも
必要となります。

まとめ

1、チンチン釣りについては、朝や
  夕方が絶好の時間で、小雨の日が
  条件は良いです。

  竿は、ヤマベやハヤ用の竿で十分
  です。

  仕掛けは、サキイトの先端にガン
  玉オモリを付け、その上に枝針を3本
  付ける方法と、サキイトの先に丸カン
  小を付け、その直ぐ上にガン玉オモリ、、
  ガン玉オモリの上15センチの所に上針
  を、丸カンに10センチと20センチの
  下針2本を付ける方法があります。

2、チンチン釣りの釣り方は、ポイント
  よりも上手1~2メートルの所に投入し、
  そこから下流に流します。

  ウキに少しでも変化があった時は、
  カラ合わせをすることも必要です。

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