曳舟とオトリ缶

      2016/11/08

曳舟は、オトリ缶から使う分だけの
オトリを入れておいたり、釣った野鮎
を入れ替えながらポイントを釣り歩く
時に用いられます。

オトリ缶は、オトリ店から釣り場まで
オトリ鮎を運んだり、釣った野鮎を
生かしておくための用具です。

曳舟

衝撃対策が施されている強化プラスチック
製で、水流に揉まれても安定性が良くて、
衝撃音を和らげるような機能が付いて
います。

容量は、4リットルから7リットルが販売
されています。

最も使いやすいタイプは、容量が5~6
リットルで、15尾前後は収納出来ます。

ただ、盛夏時には10尾ほどでオトリ缶に
移し替えるほうが良いです。

素材が軽く水の抵抗が少ないので、持ち
運びも楽ですし、流勢の強い川の中に
立ち込んで釣る時でも、余り負担が
かからないように設計されています。

更に、曳舟の中への水の流入や流出が
適切であるので、鮎がゆっくり休めて
弱ることもありません。

また、鮎の出し入れが実にスムーズに
出来ます。

川幅の広い河川で釣る場合には、川の
中に立ち込んで釣れなければならないので、
掛けた鮎をいちいちオトリ缶まで運んで
いては、時間のロスになり、効率が悪く
なります。

そこで、釣った鮎は曳舟に入れておいて
釣り終わってからオトリ缶に入れる
ようにすれば、効率的で釣り場を有効に
生かせます。

オトリ缶

以前は、ステンレスや真鍮などの金属製の
オトリ缶もありましたが、現在は強化プラス
チック製のオトリ缶が主流になっています。

強化プラスチック製のオトリ缶は、密封性が
高いので、オトリを持ち運ぶ時に、水漏れの
心配がなくて、衝撃にも大変強く出来て
います。

オトリ缶の上ブタには、エアーポンプが装着
出来るようになっているために、フタをした
まま酸素を送り込めるので、オトリをかなり
離れた釣り場まで運ぶことが可能です。

強化プラスチック製のオトリ缶の容量は、
Mサイズの14~15リットルと、Lサイズの
20リットルがあります。

なお、エアーポンプは、出来れば防水タイプ
で、酸素供給の切り替えスイッチ付きや、
電池の残量が確認出来るものがベストです。

オトリ缶の生け方と注意点

オトリ店の多くは、川の水をイケスに引いて
あるので良いですが、井戸水を利用している
オトリ店の場合には、冷たい水が入った
オトリ缶を盛夏の高水温になった川に浸け
たら、オトリは急激に弱ってしまいます。

オトリ缶の中の水温と川の水の水温に余り
差がない場合でも、オトリ缶に少しずつ
数回に分けて、川の水を入れることが
大切です。

一般的には、オトリ缶は釣る場所の最も
下流部に生けます。

オトリ缶を沈める場所は、砂が舞うような
砂利底は避けて、石底で少し深い水通しの
良い所に生けることです。

ただ、止水には絶対に生けないことです。

通常は、オトリ缶は横に向け、ひたひたに
川の水が被るくらいに沈めて置き、上部の
投入口は必ず下流へ向けておきます。

鮎がゆっくり休めるように、オトリ缶に
川の水が、まともに流れ込まないように
します。

盛夏には水温が上昇しますし、岸よりの
流れや浅場では、特に水温が高くなるので
ある程度深みに生けることが必要です。

水温が余り高くない時期であれば、オトリ缶
の3分の2ほど浸かる程度でいいですが、
盛夏にはオトリ缶が没するくらいが良いです。

上流にダムがある河川では、オトリ缶が
流されないように、石を数個乗せて、
回りを石で囲って置くことも大切です。

まとめ

1、曳舟は、使う分だけのオトリを
  入れたり、釣った野鮎を入れ替え
  ながらポイントを釣り歩く時に
  用います。

2、オトリ缶は、オトリ店から釣り場まで
  オトリを運んだり、釣った野鮎を
  生かしておくための道具です。

  オトリ缶の生け方と注意点は、止水に
  は絶対に生けないことです。

  石底で少し深い水通しの良い所に
  生けることです。

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