野鮎の追いについて

      2016/11/11

友釣りでは、野鮎がどんなふうにして
オトリを追うのかを知っているのと
知らないのとでは、かなりの釣果に
違いが生じます。

野鮎が追うのは?

オトリは見えるところに野鮎が居ると決して
近づこうとはしません。

大石の裏などの見えない場所に野鮎がいる
時には、野鮎の縄張りに近づいたり、
縄張りの中にはいってしまいます。

そして、野鮎が居るのを察知すると逃げ
ようとしますが、そのオトリの逃げようと
する動作が野鮎を挑発するので、野鮎は
オトリを追うことになります。

野鮎が掛かる時のオトリの状態

オトリが頭を下げている状態の時に、
野鮎が追っても、掛け針が上に離れている
ので掛かることはありません。

逆に、オトリが頭を上げている時は、
掛け針が下に下がって掛かりにくくなり
ます。

掛かっても頭掛かりや腹掛かりとなります。

オトリが川底と平行に泳いでいれば必ず
掛かります。

平坦な底や駆け上がりや岩盤の壁でも、
底と平行にオトリを泳がせることが
非常に大切になります。

野鮎の追い方

野鮎の追い方は、場所によって違いが
あります。

掛け針に掛かりやすい追い方は、野鮎が
オトリの後方から下腹部を狙って体当たり
して反転するパターンです。

この追い方だと、野鮎がちょうど掛け針の
針先で反転する形となります。

深場での追い方

深場の野鮎は追い気が弱いので、常に
竿を操作してオトリを止めないことです。
そうすると、野鮎も追いをみせます。

壁や岩盤に居付いている野鮎は底の方から
オトリに一気に近づいて追い、それから
底の方へ反転する動作を繰り返します。

トロ場での追い方

トロ場は、流れが緩やかで抵抗も少なく
野鮎はオトリと同一線上を同じ速度で
1~2メートルほど追って反転します。

瀬での追い方

流れが速いので、流れから受ける抵抗が
大きいために、オトリが逃げようとする
速度は遅くなり、逃げる距離も短く
なります。

野鮎はオトリの後方から尾の近くに
サッと近づいて大きく反転します。

そして、オトリが縄張りの外に出るまで
排撃行為は繰り返されます。

縄張り鮎の追いのパターン

縄張り鮎は、自分の縄張りの中に他の
魚が侵入してくると、侵入者に近寄って
来ますが、侵入者が縄張りから出て行けば
反転して自分の縄張りに戻ります。

逃げない時は、侵入者の周りをグルグルと
泳ぎ回ったり、口を開けて威嚇します。
尾ビレなどに食いつくこともあります。

威嚇しても逃げない時は、鮎の急所である
肛門あたりの下腹部をめがけて強烈な
体当たりをします。

野鮎が掛かる時のパターン

攻撃を受けたオトリの逃げる速度が
速すぎると、掛け針が野鮎の体の上を
後方から斜め前方へ走るので掛け針の
針先の角度が浅くなり浅い掛かりと
なります。

オトリの逃げる速度が適当であれば
掛け針の針先が野鮎の体に横から
垂直に刺さるので、深く刺さり
バレることも殆どありません。

オトリの逃げる速度が遅すぎると、
野鮎が反転に移った後になるので、
掛け針は野鮎の体に触れずに
掛かることはありません。

まとめ

1、野鮎が追うのは、野鮎が居るのに
  オトリが気づいて逃げようとする
  動作が野鮎を挑発するからです。

2、野鮎が掛かる時のオトリの状態は
  オトリが川底と平行に泳いでいる
  時です。 

3、深場での追いは、底の方から
  オトリに一気に近づいて追い、
  それから底の方へ反転する動作を
  繰り返します。

  トロ場での追い方は、オトリと
  同一線上を同じ速度で1~2メートル
  ほど追って反転します。

  瀬での追い方は、オトリの後方から
  尾の近くにサッと近づいて大きく
  反転します。

4、縄張り鮎の追いのパターンは、威嚇
  しても逃げない時は、鮎の急所である
  下腹部をめがけて強烈な体当たりを
  します。

5、野鮎が掛かる時のパターンは、オトリ
  の逃げる速度が適当であれば掛け針の
  針先が野鮎の体に横から垂直に刺さる
  ので、深く刺さりバレることも殆ど
  ありません

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