ハミアトの見方

      2016/11/16

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鮎が底石に付いたアカを食むと、必ず石の
表面にハミアトが残ります。

ハミアトについて

ハミアトは、鮎の大きさや石の形状や水の
流れ方などによって、それぞれの長さや幅や
形が異なっています。

ですから、ハミアトを見れば鮎の大小や
周辺に鮎がいるかどうか判断出来ます。

ハミアトは、鮮明なほど新しく、ぼけている
ものほど時間が経ったハミアトだと言えます。

基本的な食み方とハミアトの特徴

鮎が食む石の上流へ一旦泳ぎ出て、反転して
食み下る食み方で「返しハミ」または
帰りハミ」と呼ばれています。

鮎が食む時に、まず口を石につけるのを
食み掛かり」と言い、アカをそぎ取った
後に、口を石から離すことを「食み放し
と言います。

ですから、大抵は食み放した剣先が二本
下流に向かって印されています。

ハミアトには短いものや長いものなど
ありますが、いずれも矢羽根型をして
います。

緩やかな流れの場所にある石の後方側を
下流から食み上がった「逆さハミ」と
呼ばれるものもあります。

その多くは、遡上期の小型の鮎が食んだ
ものですが、時には大型の鮎や遊び鮎が
泳ぎながら、口先で突いたものもあります。

その時のハミアトは短いのが特徴です。

なお、ハミアトを見てポイントを決めるには
通りハミか本ハミであるかを区別できる
ことが必要になります。

通りハミ

小鮎が群れながら石アカを食んだもので4月
中旬頃から見られます。

小鮎なので、ハミアトは小さく一つの石を
群れながら無数に食み回っています。

遡上期の鮎に見られるハミアトで、方向が
定まっておらず、石の上側だけを縦横に
食んでいます。

大きさも一定しておらず、主に岸寄りに
多く見られます。

本ハミ

縄張り鮎が食んだハミアトで、水当たりの良い
大きな石の上流側や周りの小石まで丹念に
食んでいます。

鮎が何度も同じ石を食むので、石の表面が
黒く光ったようになります。

特に、石の前方から肩にかけて長くて幅広い
ハミアトが見られます。

盛期のハミアトの特徴は、石の側面の下や
底すれすれの部分など、大石の下層部を
集中的に食んでいます。

また、水当たりの良い石の前面部には良質の
アカが付きますので、ハミアトが石の前面部に
見られるのも盛期のハミアトの特徴です。

出ハミ

盛期の鮎が、日中は淵や深場で過ごしていて
涼しい朝夕の時間にだけ浅場へアカを食べに
出て来るのを「出鮎」と言いますが、この時の
ハミアトが出ハミです。

底石が、しっかりした場所にはびっしりと
広範囲に大小さまざまなハミアトが石の表面に
ついています。

まとめ

1、ハミアトを見れば鮎の大小や近くに
  鮎がいるかどうか判断出来ます。

2、基本的な食み方は、返しハミと呼ばれる
  もので、食む石の上流へ一旦泳ぎ出て
  反転して食み下る食み方です。

3、通りハミとは、岸寄りに多く見られ
  石の上側だけを縦横に食んでいます。

4、本ハミとは、縄張り鮎のハミアトで
  大きな石の上流側ばかりでなく周りの
  小石まで丹念に食んでいます。

5、出ハミとは、盛期の鮎が、朝夕の
  涼しい時間にだけ浅場へ出て食んだ
  ハミアトです。

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