アカの見方

      2016/11/16

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鮎は、体長が10センチ前後になる頃
から食性が変わり、川底の石に付いた
珪藻や緑藻や藍藻などの藻類である
アカ(コケ)を主食にするようになり
ます。

アカの進行状態によって、新アカ、
本アカ、古アカ、腐れアカに区別され
ます。

そこで、各アカのそれぞれの特徴に
ついて解説したいと思います。

新アカ

増水時に、上流から流れて来た砂や小石
などによって、底石に付いていたアカは
洗い流されてしまいます。

増水後、流れが落ち着いて一週間もすると、
岸寄りの大石の裏や、石のくぼみなどに
残っていたアカが再び繁殖し始めます。

日当たりの良い、浅くて流れが緩やかな場所
から付き始めて、徐々に深場へと付いて行き
ます。

この付き始める最初のアカを新アカと言い
ます。

アカが発生する時の川底の色合いは、藻類の
種類によって異なります。

鮎が最も好む珪藻は、大石や玉石などに多く
繁殖しますので、川底の石は薄灰色に見え
ます。

岸寄りの浅場には緑藻が多いために薄黄緑色
になります。

新アカの時は、川の中に入っても、すべる
ことはありませんが、石を撫でてみると、
いくらかヌメリが感じられます。

アカが生える速さは、一日に30センチ
くらいずつ深い方へ生えていきます。

なお、鮎は、キメが荒くてゴツゴツした石に
付いているアカは余程飢えていなければ
食むことはありません。

本アカ

新アカが、流心の底石にも付く頃になると、
岸寄りの底石は茶褐色となり、黒っぽく
光ってきます。

新アカの繁殖が更に進むと、石の表面は
薄い灰色になります。

本アカの付いた石の表面を撫でると、ツル
ツルすべるようになっています。

本アカを鮎が食むと、黒い石は黒褐色になり
、ツヤが出て光沢があります。

また。茶色がかった石は茶褐色になり、白い
石は薄茶色になります。

鮎が食んだ石には、次々に新アカが発生し
ます。

古アカ

本アカが、新陳代謝が出来なくなると、
古アカになります。

鮎に食まれずに残った本アカが繁殖しすぎる
と、黒々と光っていた石の表面が、ツヤも
なくなり灰色や薄茶色に変わります。

川底が古アカに覆われて来ると、アカの
発生が遅かった荒瀬の石陰や深い淵などに、
鮎は移動します。

古アカであれば、鮎も未だ何とか食べます。

腐れアカ

古アカが更に進むと、茶色となり、石の
表面は鉄さびに覆われたようになります。

鮎は、水深のある淵や荒瀬や日当たりの
悪い所に残されている残りアカを求めて
移動します。

残りアカ

増水があっても、流れの緩やかなところの
大きな石裏などには、アカが残っています。

そのわずかに残ったアカを残りアカ
言います。

なお、古アカに川底が覆われてきた時に、
荒瀬や淵などに残ったアカも残りアカ
言います。

この残りアカを求めて、鮎が殺到して
来ます。

底石の色ツヤについて

野鮎が、櫛状の歯で底石に付いているアカを
そぎ取って食べますが、何度も食んでいる
底石は磨かれて石の表面はツヤがあり輝いて
います。

鮎が良く食んでいる石は黒光りしていて
川全体が明るく感じます。

逆に、アカの付きが悪い所は、白っぽく
川全体がかすんでいる感じがします。

アカが腐っていると、茶色ぽく見えます。

まとめ

1、新アカは、日当たりの良い、浅くて
  流れが緩やかな場所から付き始めます。

2、本アカは、茶褐色となり、黒っぽく
  光ってきます。

3、古アカはツヤもなくなり灰色や薄茶色に
  変わり、腐れアカは、鉄さびのように
  茶色になります。

4、底石の色ツヤは、鮎が良く食んでいる
  所は黒光りしていて、川全体が明るく
  感じます。

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