鮎が好む食べごろのコケの特徴と見方

      2016/11/12

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友釣りをするには、川底の石や岩肌に
発生するコケの状態を知ることが大切
です。

鮎は、最も美味しい状態のコケを探し
求めているので、そんな状態のコケが
着いている場所を選ぶことが釣果に
つながります。

コケの発生

水温、流速、水質、川底の状態などの条件の
違いによって、新ゴケが早く着く所や遅く
着く所があります。

光合成色素を持っている藻類は、水と二酸化
炭素から太陽の光エネルギーを使って、鮎の
エサであるコケを作ります。

特に、直射日光が強い午後一時から五時の間
は、光合成が盛んで、コケの繁殖も盛んに
なります。

コケの発生で重要なのが水温で、日当たりの
良い浅い場所など、水温の高い所から最初に
生えてきます。

コケが生える状態から、新ゴケ、本ゴケ、
古ゴケ、腐れゴケに区別されます。

新ゴケ

増水後、数日すると、石の裏やくぼみに
残っていたわずかなコケが繁殖して、石の
表面全体をおおい、石の表面に淡黄色の
コケが出来始めます。これが新ゴケです。

コケは、珪藻、ラン藻、緑藻などで、それ
ぞれ色が異なりますが、鮎が最も好む珪藻は
、流れのある玉石や大きな石などに、多く
繁殖します。

珪藻が繁殖している川底の石は、薄い灰色を
しています。

流れが緩やかな岸寄りの浅場などには緑藻が
多いので、薄黄緑になります。

コケは、直射日光が当たりやすい浅場や
ザラ瀬などから着き始めます。

岸寄りのへこみの部分にある玉石や、流れの
当たりが弱い大きな石の裏ほど、残りコケが
より多くあるので、小さな石よりも早く
コケが着きます。

コケが早く着き易い場所は、当然早く腐れ
ます。腐れコケは流れに洗われて、石から
はげ落ちて、新しいコケが育って来ます。

新コケは、白みがかっていて、ごく薄い
黄色です。

水温にもよりますが、コケが生える速さは、
一日に30センチぐらいずつ、深い方に
生えて行きます。

本ゴケ

浅場から着き始めたコケは、次第に流心や
深場の石にも着くようになります。

新ゴケは次第に厚くなり、本ゴケになると、
石の表面は薄い灰色となりますが、鮎が
食むと黒い石は黒っぽく光って来ます。

白い石は薄い茶色になり、茶色がかった
石は茶褐色になり、水面からは黒く
見えます。

鮎がコケを食んだ石には、次から次に
新ゴケが発生します。

本ゴケが、鮎にとっては最高のエサと
なります。

古ゴケ

本ゴケを食む鮎がいると、コケの新陳代謝が
続いて、新しいコケが着きますが、鮎に
食まれないコケは成長し続けて、石の表面を
厚くおおって来ます。

黒々と光っていた石は次第に薄茶色に変わり
、更に厚くなり灰色に変わります。このよう
に古くなってしまうコケを古ゴケと言い
ます。

水温が上がって、コケの繁殖が進み、本ゴケ
も新陳代謝が出来なくなると、古ゴケになり
ます。

川底が古ゴケにおおわれて来ると、鮎は、
深い淵や瀬の石蔭など、コケの着きが
遅かった、良質のコケが残っている場所へ
移動します。

腐れゴケ

流れのない所などの石の表面に海綿状のもの
が着いていますが、これが腐れゴケです。

古ゴケは、やがて腐れゴケとなり、古ゴケが
川底をおおってくると、コケは茶色になり
ますし、やがて腐れゴケは石からはがれて、
水面に浮いて流れます。

残りゴケ

川が増水すると、流れてくる小石や砂利や砂
などによって、コケは洗い流されてしまい
ますが、増水でも、流されずに、石の裏や
窪みなどに残ったものです。

コケは、カーブの内側の淀みや、大きな石の
裏側などに残りやすいです。

まとめ

1、コケの発生は、日当たりの良い浅い場所
  など、水温の高い所から最初に生えて
  きます。

2、新ゴケは、白みがかっていて、ごく薄い
  黄色です。水温にもよりますが、コケが
  生える速さは、一日に30センチぐらい
  ずつ、深い方に生えて行きます。

3、本ゴケは、石の表面は薄い灰色となり
  ますが、鮎が食むと黒い石は黒っぽく
  光って来ます。

4、古ゴケは、古くなってしまったコケで、
  黒々と光っていた石は次第に薄茶色に
  変わり、更に厚くなり灰色に変わり
  ます。

5、腐れゴケは、流れのない所などの石の
  表面に海綿状になっているものです。

6、残りゴケは、増水でも、流されずに、
  石の裏や窪みなどに残ったものです。

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